葉酸サプリメントを妊娠初期に摂取することは大切なことだと、一般的に考えられていますが、妊娠初期の葉酸摂取が出生した乳児への影響があると報告されたようです。
妊娠初期の葉酸摂取による乳児への影響
妊娠初期における葉酸摂取は、日本だけでなく世界各国でも推進されていると思いますが、今回のノルウェーの研究が示した「妊娠初期の葉酸摂取による、出生した乳児の呼吸器疾患リスクが増大の可能性」が今後どのように影響していくのでしょうか。
研究の結果、母親が妊娠初期に葉酸を摂取した場合、他の乳児と比較して呼吸器系疾患の発症率がやや高くなり、呼吸器疾患の治療または入院する率も24%高くなることがわかったそうです。
妊娠初期に葉酸摂取は良い?悪い?
妊娠初期においての葉酸を摂取すれば、二分脊椎などの神経管閉鎖障害の発症の危険性を低減させることが出来るとされ、平成12年当時の厚生省が「神経管閉鎖障害の発症リスク低減のための妊娠可能な年齢の女性等に対する葉酸の摂取に係る適切な情報提供の推進について」でも推奨されています。
現在のところ、政府としても妊娠初期における葉酸摂取を推奨し、各メディアなどでも取り上げられていますから、当然、妊娠初期の方は葉酸を摂る傾向にあると思います。
妊娠初期の方が今後どうすればよいのか悩むところですが、これを踏まえた厚生労働省の対応が気になります。また、葉酸サプリメント販売店への影響など色々な方面への影響も多少出てくるかもしれません。
妊娠初期、またはこれから妊娠予定の方々にとっては「妊娠初期の葉酸摂取」に関して、今後の動向がとても気になるところです。
妊娠初期の葉酸摂取が乳児の呼吸器疾患を増大 ニュース - Yahoo!ヘルスケア
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