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肩甲骨高位症(elevated scapula)

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2008年01月06日

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肩甲骨高位症(elevated scapula)について

肩甲骨高位症はSprengel変形(スプレンゲル変形またはシュプレンゲル変形)ともいい、肩甲骨の位置が高い位置にある先天性(生まれつき)の変形です。主に片側肩甲骨変形(左肩が多い)が多いですが両側の肩甲骨変形も見られ、肩甲骨高位症(Sprengel変形)は非常に稀な疾患であるとされ、遺伝性はないとされています。

通常、肩甲骨は頚椎の上部(首の上部)で発生して徐々に下降していき、赤ちゃんとして生まれてくる時までには通常の位置まで下降しているものですが、この肩甲骨が下がりきらない状態、つまり、通常よりも高い位置にある状態(変形)が肩甲骨高位症またはSprengel変形(スプレンゲル変形またはシュプレンゲル変形)です。

肩甲骨高位症(elevated scapula)の症状

肩甲骨高位症(Sprengel変形)の症状としては肩関節の動きが不十分な為、手を挙げる時の可動域に制限があり、バンザイ(両腕を上に挙げる)をしたりすると非対称的な位置になります。骨格的には頚部(後頭部)付近から肩または背中上部にかけての非対称的な形状(変形)を認めることが出来、肩甲骨は通常よりも頚椎に近い位置に存在し、大きさは小さく、肩甲骨と頚椎との間に肩甲脊椎骨(omovertebral bone)というものが見られる場合があります。

肩甲骨高位症(elevated scapula)の治療

肩甲骨高位症(Sprengel変形)治療としては手術しかなく、症状が軽い場合(骨格的にも機能的にも気になるものではない場合)は治療の必要はないとされていますが、症状が重い場合には容姿的な美容形成目的に手術を幼少期(5歳くらいまで)に行うほうが良いようです。

肩甲骨高位症(elevated scapula)の合併症

Klippel‐Feil(クリッペル-ファイル(フェール、フェイユ)症候群、斜頚、頸肋、側彎症など。




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