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持続陰圧吸引法(VAC療法)による褥瘡(じょくそう)治療

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2008年02月05日

入院

褥瘡(じょくそう)治療の為の手術が無事終わって、その後の入院中の治療内容について書き記します。


褥瘡手術後における持続陰圧吸引法(VAC療法)

持続陰圧吸引法(VAC療法)による入院治療

手術の翌日、主治医の先生は術後の経過を診ながら処置を行っていましたが、少し出血が多いとのことでした。その後、持続陰圧吸引法(VAC療法)をするからという説明を受け、その準備をしてもらいました。

術後2日目(持続陰圧吸引法(VAC療法)中)

持続陰圧吸引法(VAC療法)を行ってる状態は創部からの吸引用チューブが吸引器に繋がれていて、行動範囲はベット上のみとなっていました。まるで鎖にでも繋がれた動物のようでした。一応、トイレと入浴時などは吸引用のチューブをはずして良いということですが、それ以外は24時間吸引状態を保持しなければなりませんでした。

車椅子

手術後はもちろん完全免荷状態(創部である足には体重をかけてはいけない状態)ですので、トイレや入浴時等は松葉杖や車椅子での移動でした。私の場合、もう片方の左足は傷はありませんでしたが少し麻痺があり内反側により多少の変形もありましたので、移動手段は殆ど車椅子を利用していました。

そういう完全免荷状態で持続陰圧吸引法(VAC療法)を手術後5日間ほど行い、浸出液の量もかなり多く新しい肉芽の盛り上がりも良好という事でした。 入浴 その間にしてきたことといえば、抗生剤の投与が3日間程、VAC療法用のスポンジ等の交換は1日2回、手術後の翌々日には入浴しその際に創部を流水で洗い流しました。

入院前の予定では持続陰圧吸引法(VAC療法)を数週間行うとのことでしたが、思ったよりも新しい肉芽の盛り上がりがあるということから数日間のみという事になりました。治りが早いということでしょうかね。

持続陰圧吸引法(VAC療法)終了後はガーゼに綿のようなのを挟み込んで創部の中に入れ、それを滅菌ガーゼで押さえるという処置の方法でした。その方法で毎日1〜2回のガーゼ交換を2週間程継続していくうちに肉芽も順調に盛り上がってきました。

ある程度肉芽が盛り上がってきたところで切開部を縫合して閉じようという予定も、結局、肉芽の盛り上がりだけでそのまま閉じるのを待つことになりました。そして退院を翌日に控えた時、以前使用した事のあるハイドロジェルドレッシングのイントラサイトジェルでの治療方法に変わり、そのまま退院して自宅治療することになりました。

また、退院するにあたり自宅での完全免荷状態を保ち歩行出来るように短下肢装具(ヒール付)を製作してもらいました。

持続陰圧吸引法(VAC療法)とは
管理人からちょっと一言・・・

主治医の先生からの説明と実際に見た状況により持続陰圧吸引法(VAC療法)というものを自分なりに理解したことを書き記したいと思います。

持続陰圧吸引法またはVAC療法というものは、創部に陰圧状態を保持することにより創部から浸出液の排出を促すことで新しい肉芽の盛上がりを促進する治療法である。

ここで言う陰圧状態とは、創部が吸引されている状態のことであり、その状態を創り出すためにスポンジの様なものをあてた創部に吸引器に繋がれたチューブ(カテーテル?)をラップのようなもの(オプサイト?)で固定し密封するというものであった。この吸引状態を保持し続けることから『持続陰圧吸引法』と言うのではないかと思う。



関連情報
オプサイト


V.A.C.ATS治療システム実践マニュアル―局所陰圧閉鎖療法



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