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脊髄脂肪腫(せきずいしぼうしゅ)

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2008年02月18日

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二分脊椎に合併する疾患の一つでもあり、私の疾患である脊髄脂肪腫(せきずいしぼうしゅ)について書き記します。

脊髄脂肪腫について

脊髄脂肪腫(せきずいしぼうしゅ)とは、神経管が閉鎖する時に脊髄の下端部と皮下組織に脂肪の固まり(背中やお尻に皮膚に覆われた柔らかい固まり)が形成されているものです。

脊髄脂肪腫による症状

脊髄脂肪腫は出生時には症状がない場合でも、脊髄下端部の脂肪組織が脊髄を繋ぎとめられる脊髄係留症候群により、つまり、成長するに伴い脊椎が成長して伸びると、脂肪腫が脊髄を牽引するように力が加わることによっていろいろな症状が出現することが多いとされています。その症状には、整形外科的なものとして下肢の変形(内反足など)や視覚障害、痺れ、運動麻痺、感覚の麻痺、脊椎側弯症、腰痛などがあります。泌尿器科的なものとしては神経因性膀胱(排尿障害、尿失禁、膀胱容量の縮小による頻尿)や直腸障害(便失禁、便秘)などがあります。

脊髄脂肪腫を剥離する係留解除術

脊髄脂肪腫により膀胱直腸障害や下肢障害などが出現する前に脊髄の下端を繋ぎ止めている脂肪腫を切り離す(剥離)手術、脊髄係留解除術を行えば症状出現の予防になるのではないかと考えられている。この脊髄係留解除術というものは、脊髄と脂肪腫との境目が顕微鏡でも見分けられないくらい不明瞭で、脊髄や神経根を損傷しないようにとても慎重に行うために十数時間にも及ぶかなり長い時間を要する場合があります。



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